保険医の経営と権利を守り、国民医療の充実と向上を目指す

2025年5月


2025-05-31(土)
18:00~19:00
医歯共通5月度臨床懇話会「妊娠・授乳中の女性の診療における薬剤使用の注意点」
国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 主任副センター長 / 妊娠と薬情報センター長 村島 温子氏
神奈川県保険医協会申込締切
5/31(土)
18:00
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妊娠・授乳中であっても適切な薬物治療をするには?服薬してから妊娠が判明したときに慌てないためには?これらについて、20年余り母性内科、妊娠と薬情報センターでこれらの課題に取り組んできた立場からお話しします。

2025-05-31(土)
16:00~17:30
医科医療安全講習会「医療AI技術の普及と医療水準」
創価大学法学部 講師 船橋 亜希子 氏
京都府保険医協会申込締切
5/27(火)
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新しい医療技術、特に医療AI技術の普及は、医師の法的責任にどのような影響をもたらすのでしょうか。医療過誤裁判で過失の有無の判断に用いられる重要な基準である「医療水準」に焦点を当て、医療過誤に関する基本的な法的知識についてもお話しします。参考資料:船橋亜希子「医療AI診断支援技術を用いて生じた医療事故の法的責任を考える」(「医療におけるAI関連技術の利活用に伴う倫理的・法的・社会的課題の研究」令和元年度総括・分担研究報告書(研究代表者・井上悠輔))など。

2025-05-30(金)
19:30~21:00
医科膵癌の早期診断を目指して~尾道方式の現状と今後~
花田 敬士 先生(広島県/ JA尾道総合病院 副院長)
佐賀県保険医協会申込締切
なし
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膵癌の予後は極めて不良であり、その治療成績の改善には早期診断が必須であるが、膵癌に対する検診の方法と効果は検証されておらず、一般集団に対するスクリーニングは有病率の低さ、費用対効果の面から推奨されていない。一方で、日本膵臓学会から膵癌診療ガイドラインが発刊され危険因子が発出されて以降、2007年から尾道市医師会を皮切りに、全国50カ所以上で危険因子に着目しつつ病診連携を活用した膵癌早期診断の取り組みが開始されており、一部の地域からは、外科的切除率および生存率の改善などの成果が報告されている。近年、ステージ0、Iを集積した多施設共同研究の成績から、診断の契機因子となる臨床徴候や画像所見の・・・

2025-05-25(日)
10:00~12:00
歯科歯科学術研究会「パーシャルデンチャーの勘所 -一つ上の義歯を目指して-」
市川 哲雄先生(徳島大学 名誉教授)
三重県保険医協会申込締切
なし
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【講師からのメッセージ】 パーシャルデンチャーは、1歯欠損から1歯残存まで多様性に富むため、 多くの要素を考慮する必要があるように思われます。しかし、基本的に抑え るべきは、義歯の動揺を最小限に抑えて安定性を確保し、粘膜と支台歯への 負担を調和させることです。また、残存歯との審美的調和を追求することで、 より満足する義歯の実現が可能となります。本講演では、設計の基礎から臨 床で役立つポイントを分かりやすく解説し、ワンランク上の義歯治療に役立 つ工夫や実践的アプローチを紹介できればと思っております。

2025-05-24(土)
15:00~17:00
医歯共通第33回在宅医療・介護セミナー
座長 鈴木 悦朗 氏(保険医協会副理事長、医)日横クリニック院長)
開会挨拶 岡田孝弘氏(神奈川県保険医協会地域医療対策部部長、オカダ外科医院院長)
話題提供
①「2040年に向けた医療の視点〈仮〉」 赤羽重樹氏(西神奈川ヘルスケアクリニック 院長)
②「在宅から見た地域包括ケアシステムの実際と課題~訪問看護・ケアマネの立場から~」栗原美穂子氏(よりそい看護ケアセンター 代表取締役)
③「在宅療養の充実~地域における訪問介護の役割~」藤原恵氏(医療法人五星会YMG訪問介護ステーション新横浜 管理者)
④「地域共生社会における特養の在り方」 佐久間篤氏(介護老人福祉施設弥生苑 副施設長)

総合討論 「安心して自宅で最期まで過ごすために何が必要か?」
[登壇者]座長+上記4名+歯科医師:岩崎克夫氏(保険医協会地域医療対策部副部長、みらいクリニック歯科口腔外科)
神奈川県保険医協会申込締切
なし
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2040年に向かって日本は、労働生産年齢層の減少と高齢人口の増加が一層進みます。経済構造のパラダイムシフトが生じない限り、前者は税収の減少を生じ、後者は社会保障費の増加を生じます。この流れを見越して、自助と互助を主体とした“地域包括ケアシステム”が提唱され、団塊の世代の全てが後期高齢者になる2025年が目標とされてきました。 今回のセミナーでは、住み慣れた地域で高齢者が安心して最後まで過ごすことが出来る“地域包括ケアシステム”が、実際に出来上がっているのか、横浜市の現状を訪問診療医・訪問看護師・訪問介護・施設介護の立場から報告し、検証したいと思います。

2025-05-21(水)
19:30~21:00
医科川崎支部研究会「過敏性腸症候群の病態とその類似疾患」
こすぎ駅前クリニック 院長 宮脇 誠氏
神奈川県保険医協会申込締切
5/21(水)
19:30
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過敏性腸症候群は、腹痛や下痢や便秘、便秘と下痢の繰り返しなど多様な症状を呈します。また、大腸がんや潰瘍性大腸炎などの器質的な疾患の除外が必要になります。過敏性腸症候群の病態や診断、治療、鑑別疾患について講演いたします。

2025-05-17(土)
14:30~16:45
医歯共通第4回市民公開講座「あなたもできる!感染症予防!」
【講演①】藤沢市民病院 臨床検査科 診療科部長/感染対策室長 清水 博之 氏
【講演②】国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター副院長 国際感染症センター長 大曲 貴夫 氏
神奈川県保険医協会申込締切
5/17(土)
14:30
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神奈川県保険医協会の市民講座にようこそ。今回のテーマは「あなたもできる!感染症予防!」です。新型コロナやインフルエンザが流行を繰り返す中、どのような感染症予防ができるのか。おふたりの専門家のお話とともに、正しい“手洗い“も実演します。 ご近所の方にもお声がけ・お誘いあわせの上、気軽にご参加ください。

2025-05-13(火)
19:00~21:00
医歯共通無呼吸症候群改善のための「舌力」の作り方
篠原 さなえ 氏(ナレーター・アナウンサー・日本語音声研究家)
宮城県保険医協会申込締切
5/9(金)
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講師コメントー「無呼吸症候群の患者に対する舌力訓練」に効果が出にくい理由には、 (1)低位舌だから、無呼吸症候群になる (2)低位舌の解消には舌先を上の歯の裏に付ける という2つの思い違いが足かせになっている可能性があります。 これらの解説に加え、 (3)歯並びやかみ合わせの治療で来る患者は、未来の無呼吸症候群・予備軍?! (4)歯科医で出来る舌力訓練 (5)耳鼻科側への提言のお願い などについても、お話をさせていただきます。

2025-05-10(土)
14:00~16:00
医歯共通環境問題講演会「PFASとはなにか? どう立ち向かうか?」
小泉昭郎氏(京都保健会 社会健康医学福祉研究所所長、京都大学名誉教授)
京都府保険医協会申込締切
5/8(木)
16:00
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全国で汚染が問題になっているPFAS(有機フッ素化合物)について環境省は新たな方針を発表。水道水の規制について水道法上の「水質基準」に引き上げましたが、規制値そのものは国際的にも非常に緩いPFOS・PFOA合計50ng/Lと高いままです。規制・対策についての日本政府の消極的な姿勢が際立つなか、この問題に長く警鐘を発してこられた講師に、これからどう立ち向かっていくべきなのか、なにが問題なのかをおききします。

2025-05-10(土)
14:30~17:00
医科①「アレルギー性鼻炎の治療up to date」
②「かかりつけ医としてつながる医療を~特にCKDと心不全~」
①服部 忠夫 氏(栄セントラル耳鼻科 院長)
②小林 邦生 氏(医療法人忠恕会 小林内科 院長)
愛知県保険医協会申込締切
5/9(金)
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①花粉やハウスダスト等を原因とするアレルギー性鼻炎に対し、投薬やレーザー手術等の様々な治療が行われており、その中でシダトレン等による舌下免疫療法が、注目されています。今回は、アレルギー性鼻炎の現在の立ち位置、及び治療に関して舌下免疫療法から、モノクローナル抗体含め、ここ数年のトピックスを説明します。
②5人に1人がCKD、また心不全パンデミック到来といわれる時代に突入しました。CKDも心不全もみんなで診る時代へ。内科以外の科にも患者さんが受診します。そんな時にどのような連携を組めば良いでしょうか?

2025-05-10(土)
19:00~21:00
医科内科開業医が知っておきたい骨粗鬆症診療のポイント
千葉 優子 氏(東京都健康長寿医療センター臨床検査科部長)
千葉県保険医協会申込締切
5/9(金)
12:00
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高齢化が進むわが国で、骨粗鬆症の方も増えています。骨粗鬆症による転倒や骨折を起こすと、ADLやQOLの低下を来します。しかし適切な対策を行えば、健康寿命を延ばすことも可能です。特に内科系疾患を有する患者さんの診療を日々行っている先生方には、骨粗鬆症診療の必要性・重要性に注目していただけますと幸いです。

2025-05-08(木)
19:00~20:30
医歯共通新型コロナウイルス感染症対策を振り返る
岩井 一也 先生
(静岡市立静岡病院 緩和ケア内科主任科長、血液内科主任科長、感染管理室室長)
静岡県保険医協会申込締切
5/7(水)
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2020年に新型コロナウイルス感染症が確認されてから6年目となった。当初は全世界を震撼させる出来事で、メディアは盛んに注意喚起を行っていた。感染が確認されれば入院措置が取られ、無症状であっても2週間以上の入院を強いられた。濃厚接触者も2週間の外出自粛が求められた。感染拡大を防止するために厳しい措置が取られた結果、感染は抑えられたのであろうか。 一方感染対策に費やした犠牲や損失はほとんど報道されなかった。ユニバーサルマスクやアクリルパネル、学校の一斉休校、県外移動の自粛、20時以降の飲食店の休業などにいかほどの効果があったのか、社会、経済、人権、倫理なども視野に入れつつ振り返ってみたい。

2025年4月

2025-04-30(水)
19:00~20:30
医歯共通歯科の真の役割 多職種で食べる喜びを 〜21世紀超高齢社会における健康観〜
医療法人社団光生会 陵南診療所 摂食リハビリステーション 嚥下部長 植田 耕一郎 先生
茨城県保険医協会申込締切
4/29(火)
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高齢化社会は、社会が成熟している証であり、むしろ世界に誇るべきことです。しかし、手にした長寿社会に見出されたものは、認知症、癌、脳卒中であったりします。穏やかで、心豊かな人生を全うするための支援に、歯科医療に期待されていること、その実践と考え方について、検討いたしたく存じます。 1.要介護高齢者の摂食機能に関する特徴 2.診療所を核にした在宅食支援 3.21世紀超高齢社会における健康観 「さっぱりした」「おいしい」といった瞬間こそが、生活する上での本質だと思います。それらを積み重ねていくために、いかに生活支援ができるか、実践的な話し合いの場となれば幸いです。

2025-04-26(土)
18:30~20:30
歯科第70回歯科研究会「保険診療で行う軟質リライン(有床義歯内面適合法)」
村田 比呂司 先生(長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 歯科補綴学分野 教授)
鹿児島県保険医協会申込締切
4/21(月)
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義歯装着に不利な顎堤を有する患者では、正しく製作された義歯を装着しても、咀嚼時疼痛を有する等満足の得られないことが多く、以前よりもこのような患者が増えていると感じます。このような難症例ではティッシュコンディショナーによる粘膜調整とダイナミック印象を行い、軟質リライン材を応用する術式が有効です。平成28年度の診療報酬改定では、軟質リライン材が有床義歯内面適合法に適用されました。しかし有効な術式であるにも関わらず、日常臨床にあまり広く普及していないと思われます。そこで本講演では軟質リライン材の基本的性質,軟質リライン義歯の機能的効果および保険収載された有床義歯内面適合法の術式等について解説します。
2025-04-19(土)
14:30~16:30
医科肺マック症の一般臨床(社保研究会)
社会医療法人宏潤会 大同病院 名誉理事長・呼吸器内科 吉川 公章 氏
愛知県保険医協会申込締切
4/18(金)
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肺非結核性抗酸菌症の罹患率は2014年には10万対比14.7と高く、一般臨床で遭遇する機会も多くなっている。そのうち肺マック症はおよそ90%程度であり、日常臨床での対応方法などについてお話させていただきます。

2025-04-17(木)
19:30~21:00
医歯共通抗核抗体測定のタイミングと結果の解釈について
山田 秀裕 氏(聖隷横浜病院 膠原病・リウマチセンター長 )
神奈川県保険医協会申込締切
4/17(木)
19:30
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聖隷横浜病院の膠原病・リウマチセンター長、山田秀裕先生が抗核抗体測定の適切なタイミングとその結果の解釈について解説します。明日からの診療に役立つご講演をお届けします。

2025-04-17(木)
19:00~20:30
医歯共通学習会「社会保障改革からの出口戦略 ー『財源論』のカラクリー」
関野 秀明 先生(下関市立大学経済学部教授)
山口県保険医協会申込締切
4/16(水)
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社会保障改革のための新たな協議会が設置され、「持続可能性」をキーワードに議論が行われています。真っ当な財源論がなくては、社会保障費削減だけが目指され、国民医療の改善につながりません。学習会では財源論を中心に解説し、今後の展望を指し示すものにしたいと思います。
2025-04-04(金)
19:30~21:00
医歯共通新聞部学習会「ジェンダー表現をきっかけに組織を変える―言葉を生む背景を考える―」
ジャーナリスト/元新聞労働委員長 吉永 磨美氏
神奈川県保険医協会申込締切
4/4(金)
19:30
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社会全体のジェンダー意識が高まる中、日常生活、職場や家庭、学校や地域活動の中で、表現や組織のあり方が問われる時代になってきました。社会全体には男性中心の文化や世界観が脈々と引き継がれています。表現だけ変えていても真の変革になりません。ジェンダー表現をひも解きながら、言葉の背景にある構造的組織的問題について考えます。
2025-04-03(木)
19:00~21:00
歯科歯科臨床研究会「小児の口腔機能管理-口腔機能発達不全症の対応」
千葉歯科医院 院長 浜野 美幸氏
神奈川県保険医協会申込締切
4/2(水)
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子どもの口腔機能発達を診るにあたり、形態、機能、心理の3つの側面から考え、令和6年に『口腔機能発達不全症の基本的考え方』の変更事項も含めて、臨床的な対応について事例を交えて解説いたします。本疾患に気付く機会は、診察だけでなく、乳幼児歯科健康診査や学校歯科健康診断も重要です。今年初めに歯科の参画が決まりました5歳児健康診査についても触れ、多くの方に子どもの口腔機能の育成に関わっていただけるようにお話ししたいと思います。
2025-04-01(火)
19:30~21:00
医歯共通地域医療学習会「在宅における高齢者虐待への対応」
日本福祉大学社会福祉学部教授 湯原悦子氏
神奈川県保険医協会申込締切
なし
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本学習会では高齢者虐待について、医療従事者の皆様が基礎知識を身につけ、実際に虐待が疑われる事例に遭遇した場合に適切に行動できるようになることを目的としています。はじめに虐待の判断、緊急性の判断、通報後の流れについて説明します。その後、臨床現場で見られる代表的な虐待事例を紹介し、それぞれについて対応のポイントを示すとともに、予防や悪化防止の観点から、どのようなアセスメントが求められるのかについて解説します。
2025-04-03(木)
19:00~21:00
歯科歯科臨床研究会「小児の口腔機能管理-口腔機能発達不全症の対応」
千葉歯科医院 院長 浜野 美幸氏
神奈川県保険医協会申込締切
4/2(水)
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子どもの口腔機能発達を診るにあたり、形態、機能、心理の3つの側面から考え、令和6年に『口腔機能発達不全症の基本的考え方』の変更事項も含めて、臨床的な対応について事例を交えて解説いたします。本疾患に気付く機会は、診察だけでなく、乳幼児歯科健康診査や学校歯科健康診断も重要です。今年初めに歯科の参画が決まりました5歳児健康診査についても触れ、多くの方に子どもの口腔機能の育成に関わっていただけるようにお話ししたいと思います。

2025年3月

2025-03-30(日)
14:00~16:00
医歯共通あなたの老後が危ない!どうなる、どうする?介護保険
上野 千鶴子氏(社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長)
長野県保険医協会申込締切
3/25(火)
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介護保険の歴史は4分の1世紀。現場は確実に進化した。スタート時には不可能だった独居の在宅看取りも可能になった。経験値の蓄積、スキルの向上、人材が育ったからだ。4半世紀現場を見てきた私にはそれが断言できる。だがその条件は「介護保険のサービス水準が現状のままならば」というもの。なぜなら介護保険制度そのものが危機に瀕しているからだ。24年4月の報酬改定で、高齢者の在宅ケアの要である訪問介護報酬が切り下げられた。それでなくても人手不足の訪問介護事業所の倒産・休業が相次いでいる。このままでは保険料を強制徴収されているのに、必要な時に使えない「保険詐欺」が起きるだろう。あなたの老後の安心がかかっている。
2025-03-29(土)
19:00~21:00
医科医科学術研究会「不眠症のステップドケアを実践するための治療選択と出口戦略」
三島 和夫 氏(秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座教授)
千葉県保険医協会申込締切
3/28(金)
12:00
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不眠症は成人の約10%が罹患しており、半数の5%が医療機関から睡眠薬を処方されている。いったん慢性化(3カ月以上持続)すると難治性となり睡眠薬を年単位で長期服用するケースが増加する。不眠症の重症度は患者ごとに大きく異なる。睡眠薬の不必要な長期投与、卒薬抵抗、身体依存に陥らないためにも、症状の特徴や程度に応じて適切な治療を段階的に提供するステップドケアが求められている。そしてそれが可能になる治療選択肢が登場してきた。
2025-03-29(土)
14:30~16:30
医科第677回社会保険研究会「診療報酬改定の現状と課題:若干の私見」
尾形 裕也 氏 九州大学名誉教授 中央社会保険医療協議会(中医協)入院・外来医療等の調査・評価分科会会長
京都府保険医協会申込締切
3/28(金)
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我が国の医療政策において、診療報酬(改定)は大きな役割を担っているが、その位置付け及び基本的な性格については必ずしも明らかではない面がある。特に令和の3回の改定については、改定プロセス、改定内容両面において大きな問題をはらんでいるように思われる。本講演においては、診療報酬改定に関して若干の私見を披露し、会員の皆様のご参考に供したい。
2025-03-25(火)
19:30~21:00
歯科第101回歯科ポストグラデュエートコース
歯科訪問診療を依頼する際のポイント〜歯科訪問診療でここまでできる
中島 真亜沙 先生(はなふさ歯科医院訪問部院長)
半井 桜子 先生(はなふさこどもデンタルクリニック院長)
岡山県保険医協会申込締切
3/21(金)
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講演①「ニーズに応える歯科訪問診療の始め方と実際」
講師:中島真亜沙先生(はなふさ歯科医院訪問部院長) 講演②「「明日からの臨床に役立つ小児の口腔機能発達不全症」
講師:半井桜子先生(はなふさこどもデンタルクリニック院長)
講演の詳細は岡山県保険医協会HP掲載の講演案内よりご確認ください。
2025-03-23(日)
10:00~12:00
歯科歯科学術研究会「30年間の地域医療・訪問診療の実践からの学び~地域のつながりで進める食支援のかたち~」
木村 年秀先生(まんのう町国民健康保険造田歯科診療所(香川県))
三重県保険医協会申込締切
なし
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【講師からのメッセージ】 私は30歳代前半に島根県の小さな町でフッ化物洗口による子供たちのむし 歯予防に取組み、行政や住民の方々と協働で進める歯科保健の醍醐味を実感し ました。その後に赴任した三豊総合病院では多職種連携による地域医療の本質 を学びました。そして今、高齢者が移動手段を失うなど生活環境が健康に多大 な影響を及ぼしていることを知り、専門職が地域住民と一緒に支えあう仕組み づくりに取組んでいます。講演では地域で学んだ様々な経験をお話します。皆 様が実践されている地域医療のご参考にしていただければ幸いです。
2025-03-20(木)
14:00~15:30
医歯共通第26回県民フォーラム「その症状、大丈夫?女性が知っておきたいからだのサイン」
江口 武志 先生(岡山県保険医協会理事、三宅医院診療部長)
岡山県保険医協会申込締切
3/19(水)
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女性のからだは、年齢やライフステージに応じてさまざまな変化を経験します。その「サイン」は、見逃してはいけない重要なメッセージかもしれません。最近気になる「サイン」はありませんか?例えば、月経不順や過多月経、突然の腹痛や慢性的な疲労感、さらには更年期特有の不調など。これらはホルモンバランスの変化や婦人科系疾患、生活習慣の乱れと関係していることがあります。早期発見や適切な対処が重要となるケースも少なくありません。今回はこうした女性特有の症状に焦点を当て、その背景に潜む可能性のある病気や状態についてわかりやすくお話します。あわせて日常生活で簡単に取り入れられるセルフケアや予防法もご紹介します。
2025-03-15(土)
18:00~21:30
歯科歯周病・インプラントシンポジウム
問題提起:佐々木 脩浩 氏(八千代市開業)
講師①:石原 和幸 氏(東京歯科大学微生物学講座教授)
講師②:小方 賴昌 氏(日本大学松戸歯学部歯周治療学講座教授)
千葉県保険医協会申込締切
3/14(金)
12:00
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問題提起:「フレイル(虚弱)を予防するための歯科戦略-多血小板血漿療法と栄養指導による歯槽骨の再生」
演題①:「インプラント周囲炎の細菌学-歯周炎とインプラント周囲炎の歯肉縁下マイクロバイオーム-」
演題②:「インプラント周囲疾患の有病率とリスクファクター」
2025-03-12(水)
19:30~21:00
医歯共通海匝香取支部・医療安全管理研修会
「災害時における診療業務継続のための対策」(仮)
藤本 一雄 氏(千葉科学大学危機管理学科教授)
千葉県保険医協会申込締切
3/11(火)
12:00
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震災時における診療業務の継続、また早期に復旧・再開するために必要な対策等について
2025-03-09(日)
14:00~16:30
医歯共通医師の働き方改革シンポジウム-医療安全と医師の健康は守られているのか
総合司会:植山 直人 氏(全国医師ユニオン代表)
基調提案:越智 小枝 氏(東京慈恵会医科大学附属病院 中央検査部長)
シンポジスト① 前島 拓矢 氏(勤務医)
シンポジスト② 土谷 良樹 氏(全国医師ユニオン事務局長)
現場からの報告 水山 和之 氏(東京保険医協会 病院有床診部長)
東京保険医協会申込締切
3/7(金)
12:00
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2024年4月に「医師の働き方改革」が実施され、医療機関での勤務医の就業に変化が起きました。しかし実態はどのように変わったのでしょうか。様々な立場のシンポジストの講演を基に意見交流ができるシンポジウムを企画しました。東京保険医協会の会員以外のご参加も歓迎します。 多くの方のご参加をお待ちしています。
2025-03-09(日)
13:30~17:00
医歯共通能登半島地震と「住み続ける権利」医療提供体制をめぐる課題を中心に
井上英夫氏(金沢大学名誉教授、 社会保障法)
瀬島照弘氏(小木クリニック院長)
廣江雄幸氏(広江歯科院長)
斉藤典才氏(城北病院副院長、石川県医師会理事、石川県JMAT調整本部長)
島中公志氏(公立穴水総合病院院長)
石川県保険医協会申込締切
2/28(金)
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能登半島地震の発生から約1年。被災下での医療提供の実相とそこから見えてくる課題について、被災地の医師・歯科医師、災害医療チームなど、それぞれの立場から報告いただく。また報告者全員が登壇するディスカッションにてさらに議論を深める。
2025-03-08(土)
19:00~20:30
医科第360回プライマリケア懇話会「症例から学ぶ日常診療における診断エラー回避策」
綿貫 聡 先生(東京都立多摩総合医療センター救急・総合診療科医長)
岡山県保険医協会申込締切
3/6(木)
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【抄録】 診断エラーは患者安全に関わる重大な課題の一つである。診断の過程、特に情報統合の段階においては認知バイアスが生じ、診断エラーにつながる。診断エラーを防ぐために、メタ認知の手法の活用や非典型例の学習が提案されている。今回の講演では、診療現場でのチェックリストや診断タイムアウトの活用、認知的剖検の手法を用いた振り返りの具体を提示する。
2025-03-06(木)
19:00~21:00
歯科歯科臨床研究会「CAD/CAM冠・インレー,エンドクラウンの臨床」
坪田デンタルクリニック 院長、東京歯科保険医協会 会長、(一社)日本接着歯学会 理事 坪田 有史氏
神奈川県保険医協会申込締切
3/5(水)
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2024年度診療報酬改定において、CAD/CAM冠、CAD/CAMインレーの適用拡大、エンドクラウンの新設など、間接法の歯冠修復として非金属修復に誘導する方向性が示された。間接法のメタルフリー歯冠修復では、窩洞や支台歯形態の理解,ならびに歯科接着の活用が必須であり、それらを理解し、実践する必要がある。本講演では、保険治療における間接法のメタルフリー修復の勘所を解説する。
2025-03-01(土)
14:30~17:00
医科社保研究会・内科臨床研究会
①「愛知県における災害医療体制と医療者の心構え」
②「今日の肝癌診療」
① 佐藤 公治 氏(日本赤十字社 愛知医療センター 名古屋第二病院 院長)
② 片野 義明 氏(藤田医科大学ばんたね病院 消化器内科 教授)
愛知県保険医協会申込締切
2/28(金)
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①南海トラフ地震はいずれ来ると言われています。地球温暖化のせいか、自然災害も多い今日この頃。我々医療者は、災害時にどう動いたら良いのか。愛知県の災害時における医療体制、DMATやJMATや日赤はじめ各種の救護班の活動などを知っておくことは重要です。
②肝癌はC型肝炎ウイルスによるものが多いですが、最近は脂肪肝の原因の癌が増えています。肝予備能と癌の状態により外科的切除、カテーテル治療、抗癌剤治療を選択しますが、肝癌の治療は進歩しています。
2025-03-01(土)
15:00~16:30
医歯共通政策部セミナー「ACP-これまでとこれから-」
川口 篤也 氏(函館陵北病院副院長・総合診療科科長)
北海道保険医会申込締切
なし
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近年では治療方針に患者さんや家族の意向を反映することが一般的になっています。ACPの概念は、病院での医療のみならず、在宅医療や看護・介護においても、人生の最終段階でどのようなケアを受けたいのか事前に話し合っておくことは重要です。 今回、函館陵北病院副院長・総合診療科科長の川口篤也氏をお招きして、ACPが議論されることになった経緯や国の方針、実践例や今後の方向性について、ご知見を踏まえたご講演をしていただきます。
2025-03-01(土)
14:00~15:30
医歯共通医療安全講習会「今さら聞けない!日常診療における患者対応のあれやこれや Part2」
あやめ法律事務所 福山 勝紀 弁護士
京都府保険医協会申込締切
2/25(火)
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24年11月に開催しました第1回医療安全講習会では、テキスト「日常診療における医療安全お役立ち手帳」に掲載している5つのテーマを含めて解説しましたが、今回は残りの5つのテーマについて解説します。①手術同意書はどこまで必要ですか②応招義務③未成年者の受診④患者による院内の録音・録画⑤スタッフの個人情報の取り扱い―簡便な手術であっても患者から同意書を取る必要があるのか、迷惑行為を繰り返す患者に対し診療を断る際の注意点など、福山勝紀弁護士が法的な面から解説します。

2025年2月

2025-02-26(水)
19:40~21:00
医歯共通第631回月例研究会「ポリファーマシー対策アップデート:日本版抗コリン薬リスクスケールを中心に」
東京都健康長寿医療センター センター長 秋下 雅弘氏
神奈川県保険医協会申込締切
2/26(水)
19:30
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2025-02-21(金)
19:00~20:30
歯科日常診療に潜むサイレント・キラー ~危険な口腔粘膜疾患を見逃すな~
柴原 孝彦 先生(東京歯科大学 名誉教授・客員教授)
静岡県保険医協会申込締切
2/20(木)
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超高齢社会の日本で顕著に増加している疾患の一つに「口腔がん」があります。増え続ける口腔がんに対して国の対策は遅れています。2022年度WHOの口腔・咽頭がん死亡者数の比較をみても、先進諸国の中で著しい増加を示しているのは日本だけです。国立がん研究センターの統計からも罹患者数の推移は30年前と比較すると約3倍以上です。この罹患者・死亡者の増加要因として、口腔がんの認知度が低く国民は病気の存在を知らない、また第一発見者となる歯科医師・歯科衛生士に自覚がなく発見の責務を感じていない、などが挙げられます。今回はこの点にフォーカスを当て、実態と対策について解説を行いたいと思います。(講師より)
2025-02-20(木)
19:30~21:00
歯科間接法メタルフリー歯冠修復の勘所
-CAD/CAM冠・インレー,PEEK冠,エンドクラウンについて-
坪田 有史氏(坪田デンタルクリニック(東京都) 院長、東京歯科保険医協会会長)
沖縄県保険医協会申込締切
なし
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今次改定は、新設項目や要件変更の項目が多くあり、全体的に理解が困難で複雑な改定といえる。その中で間接法の歯冠修復において、2023年12月に期中収載されたPEEK冠を含め、今次改定でCAD/CAM冠、CAD/CAMインレーの大臼歯における適用拡大、エンドクラウンの新設、またインセンティブとしてCAD/CAMインレーの形成加算(150点)が設定され、非金属修復に誘導する方向性が示された。とくに間接法のメタルフリー修復では、窩洞や支台歯形態の理解、ならびに歯科接着の活用が必須であり、それらを理解し、習熟する必要がある。本講演では、間接法のメタルフリー修復の勘所を臨床の実際を含めて解説する。
2025-02-14(金)
19:30~21:00
医歯共通地域医療学習会「若年者の市販薬、およびカフェイン乱用の理解と対応」
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長 松本俊彦氏
神奈川県保険医協会申込締切
なし
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メディア報道では若者たちの大麻使用がしばしば取り沙汰されているが、医療現場から見るかぎり、近年若者たちの健康を最も蝕んでいる薬物は、何といっても市販薬である。そうした市販薬の多くは、オピオイドや覚醒剤原料、抗ヒスタミン薬成分も幻覚薬類似成分、そしてカフェインを含んでおり、過剰摂取による様々な健康被害と依存症を引き起こす。今回の講演では、そのような市販薬が引き起こす健康被害の実態、ならびにその背景にある問題について論じたい。
2025-02-13(木)
14:30~16:00
医科
(病院)
医療政策セミナー「適時調査における指摘事項・ その傾向と対策」
京都府保険医協会事務局長・保団連病院対策事務局小委員 花山 弘
京都府保険医協会申込締切
2/12(水)
12:00
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コロナ禍を経て再開された施設基準適時調査は、今やほぼコロナ禍前と同様の方法や手順で滞りなく実施されている状況です。京都府保険医協会が、近畿厚生局長に対して行政情報公開請求し、開示された2023年(令和5年)4月~2024年(令和6年)3月の適時調査に係る要改善指示事項(文書指摘)の内容については、「グリーンペーパー」2024年10月号にて全て紹介したところです。今回の京都府保険医協会「医療政策セミナー」では、昨年度の適時調査改善指示事項(文書指摘事項)の内容について、その傾向を把握しつつ、事前にかつ適切に対策を講じることができるよう、より具体的に掘り下げて解説させていただく予定です。
2025-02-12(水)
19:00~20:00
医科外来様式1作成支援
「データ提出加算」算定のすすめ!届出するなら、今でしょ!

長崎県保険医協会 講師団
長崎県保険医協会申込締切
2/11(火)
17:00
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 2024年診療報酬改定における慢性疾患にかかわる外来点数の改編は、医療機関の経営と左右すると言っても過言ではありません。そのような中、データ提出加算の届出・算定の有無も収入に大きくかかわってきます。
 しかし、データ提出加算は、通常の施設基準のように体制を整えて届け出をしたらよいわけではありません。①データ提出の届出、②試行データの作成、③「外来医療等調査事務局」による試行データの判定結果を受けて、④地方厚生局に施設基準の届出となります。
 ちょっと複雑に思われるかもしれません。
 そこで長崎県保険医協会では、2月20日(木)に「様式7の10」の届出期限を迎えるなか、「データ提出加算?なにそれ?」、「算定はしたいけど、どうしたら?」という方にも分かりやすい講習会を開催します。
 ぜひ、この講習会に参加して「データ提出加算」の届出・算定にチャレンジしてみませんか。ご参加お待ちしております。
2025-02-09(日)
14:00~15:30
医科近未来の医療シリーズ②(第359回プライマリケア懇話会) 「次世代医療の切り札 “人工血液”の開発」
小松 晃之 先生(中央大学理工学部応用化学科 教授)
岡山県保険医協会申込締切
2/6(木)
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プライマリケア懇話会近未来の医療シリーズの第二弾です。 【講演メッセージ】少子化が進行し献血者層人口が減少すると、10年後の2035年には年間約46万人の献血者が不足すると推計されている。血液型に関係なくいつでもどこでも投与できる人工酸素運搬体の実現が、輸血治療を補完するための医療対策の一環として、また危機管理の主要施策として望まれる状況になってきている。本講演では、我々が開発している人工酸素運搬体製剤の最新開発動向について解説する。
2025-02-06(木)
19:00~21:00
歯科歯科臨床研究会 「地域における障害者歯科診療の実践と展望」
神奈川歯科大学歯学部 全身管理歯科学講座 障害者歯科学教授 小松 知子氏
神奈川県保険医協会申込締切
なし
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医療技術の向上と同時に、医療ケア、教育、コミュニティ、ファミリーサポートなどが充実したことにより、障害のある人の平均寿命は延伸し、障害の多様化が進んでいます。生涯にわたり健康的な生活を支えるためには、予防的ヘルスケアの面で、早期からの歯科疾患や摂食嚥下機能の獲得・障害への対応が必要です。今回は、障害特性に配慮した歯科疾患予防のために地域診療所で実践できる歯科臨床と歯科医療連携についてお話ししたいと思います。
2025-02-06(木)
19:30~21:00
医歯共通学術講演会「予防接種ってなんで必要なの?~ワクチンパレードで伝えたいこと~」
細部 千晴 氏(細部小児科クリニック院長、東京保険医協会理事、保団連理事)
鳥取県保険医協会申込締切
なし
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来年度から定期接種となる帯状疱疹ワクチンや新しい分野とも言える母子免疫ワクチン(RSウイルスワクチン)、そして日本ではまだ定期接種になっていない重要なワクチンが複数あります。それらのご紹介と共に風しんの第5定期接種・HPVワクチンのキャッチアップ接種の期間延長など新しい情報も紹介していきます。
2025-02-05(水)
19:00~20:30
医歯共通消化器疾患と口腔病原細菌の関係 ~口から繋がる消化管や肝臓~
日暮 琢磨 氏(横浜市立大学附属病院 内視鏡センター 准教授)
熊本県保険医協会申込締切
2/3(月)17:00
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口腔内細菌は、嚥下によって消化管への落下細菌として胃内や腸内細菌に影響を及ぼす他に、歯周病、歯周炎などから血管内に侵入し全身に影響を与える。近年次世代シークエンサーなどの発達によって多種に及ぶ口腔内細菌叢を含むヒト常在細菌叢が迅速かつ特異的に検出可能となり、常在細菌プロファイルと消化器疾患を含む全身の疾患についての解明が進んできている。 今回は消化器疾患と口腔病原細菌、特に①Fusobacteriumnucleatumと大腸癌、②歯周病、特にP.gingivalisと非アルコール性脂肪肝炎についての最新の知見をお話しします。
2025-02-02(日)
14:00~16:30
医歯共通医科歯科連携研究会2024
①「糖尿病診療の現状と対策 ~治療薬の画期的進歩と咀嚼機能維持を踏まえて~」
栗林 伸一 氏( 三咲内科クリニック 院長 )
②「歯周病対策の最前線:予防の重要性と糖尿病を踏まえた医科歯科連携」
山本 龍生 氏( 神奈川歯科大学 歯学部 社会歯科学系 社会歯科学講座 口腔衛生学分野 教授 )
東京・東京歯科・千葉県の保険医協会申込締切
1/31(金)12:00
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栗林 伸一 氏( 三咲内科クリニック 院長 )
 この10数年間で糖尿病治療の考え方はほぼ確立し、治療薬や療養手段は目覚ましい進歩を遂げている。一方、昨年6月の保険制度の改定で、臨床現場では大幅な仕事量の増加と診療報酬の減額に直面して喘いでいる。本日はそれらの実態を報告すると共に、咀嚼の重要性を再認識した上で医科歯科連携を積極的に進める方策等について紹介したい。
山本 龍生 氏( 神奈川歯科大学 歯学部 社会歯科学系 社会歯科学講座 口腔衛生学分野 教授 )
 歯周病は歯を失う主な原因であり、健康に重大な影響を与える感染症であると同時に生活習慣病でもあります。本講演では、歯周病と糖尿病との関連性を解説し、予防の重要性、適切なブラッシング方法、そして早期発見と予防に役立つ歯周病リスク判定ツールについてご紹介します。

2025年1月

2025-01-30(木)
19:30~21:00
医歯共通医療安全管理研修会「医療現場を守るためのサイバーセキュリティ対策セミナー~今知っておきたい脅威動向と対策のポイントを解説~」
吉村 友里 氏(トレンドマイクロ株式会社 ジェネラルビジネス本部)
鳥取県保険医協会申込締切
1/29(水)
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近年、医療機関のDX化により利便性が向上する一方、医療法施行規則改正によりサイバーセキュリティ対策が義務化され、環境が大きく変化しています。特に医療機関におけるサイバー攻撃のリスクが増大しており、対策の強化が急務です。本セミナーでは、最新のサイバー攻撃の動向や医療機関を取り巻く状況を解説し、有効な対策のポイントを紹介します。セキュリティについて詳しくない方も安心してご参加ください。
2025-01-29(水)
19:30~21:00
医科医科研究会「糖尿病の克服を目指した運動研究の新潮流」
岩部 真人先生 日本医科大学大学院医学研究科 内分泌代謝・腎臓内科学分野/大学院教授
佐賀県保険医協会申込締切
なし
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社会全般のオートメーション化による運動不足は生活習慣病の根本的な原因です。一方で運動は健康長寿に向けた最善の方略の一つですが、その作用メカニズムの多くが未解明のままです。 私達の研究室では、運動によって運動器(筋肉・骨)から分泌され全身の代謝調節を行う分子をロコモカインと命名し、既にその候補分子の同定に成功しています。さらにこれらロコモカインは、運動量に比例して血中濃度が上昇することから、運動バイオマーカーとしての活用も期待されています。
2025-01-24(金)
19:00~20:30
医歯共通「男らしさ」「女らしさ」に基づく無意識バイアスを知る~ジェンダーに基づく無意識の偏見とは何か~
東京科学大学 准教授 治部 れんげ 氏
熊本県保険医協会申込締切
1/22(水)
17:00
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皆さんは「男だから○○しなさい/しちゃだめ」とか「女だから○○しなさい/しちゃだめ」と言われて、納得がいかないという経験はありませんか。性別を理由にした決めつけは、小さなものから人生の決定に影響を与えるものまで色々あります。このセミナーでは、ご自身の経験を振り返り、自分が言われて嫌だったことの理由を掘り下げて考えたり、無意識に人に言ってしまったことについて振り返り、年齢性別の異なる人とのより良い関係を目指します。
2025-01-23(木)
19:30~21:00
医歯共通腰痛治療の最前線
西良 浩一先生(徳島大学大学院 医歯薬学研究部 運動機能外科学 教授)
徳島県保険医協会申込締切
1/19(日)
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腰痛には緊急を要するredflags腰痛、下肢症状を伴う腰痛、さらにredflagsも下肢症状も無い非特異的腰痛に大別される。redflags腰痛の代表は悪性腫瘍の脊椎転移や化膿性脊椎炎である。また、下肢症状を伴う腰痛の代表が椎間板ヘルニアと狭窄症である。今回は、これら腰痛に対する内視鏡手術の最前線、さらに、現在注目されている、ピラティス・コントロロジー・リハビリテーションの最前線を解説する。
2025-01-23(木)
19:00~20:30
医歯共通アトピー性皮膚炎治療におけるステロイド外用について考える
上出 良一 先生
(ひふのクリニック人形町 院長・東京慈恵会医科大学 客員教授)
静岡県保険医協会申込締切
1/22(水)
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アトピー性皮膚炎治療においてステロイド外用は欠かすことができない手段である。安価、簡便、即効性という利点があり、大多数の患者はそれにより寛解に導けるが、一方、長期に使用せざるを得ない患者も少なくなく、皮膚萎縮、毛細血管拡張、皮膚バリアの不安定化などの副作用により、かえって安定した寛解が得られないことも経験する。最近登場したデュピクセントをはじめとする生物学的製剤の注射は、炎症をピンポイントで抑えることで、劇的な寛解維持が得られ、ステロイド外用もほとんどしなくて済むレスステロイドの状態に持ち込める。最新のアトピー性皮膚炎治療の現場をご紹介したい。
2025-01-22(水)
19:00~21:00
医歯共通2024年度医科研究会「COVID-19パンデミックを振り返って」
西順一郎教授(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 微生物学分野)
鹿児島県保険医協会申込締切
1/15(水)
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COVID-19パンデミックは収束し、COVID-19は5類感染症となったが、変異株の出現で大きな流行が繰り返し起こり、高齢者を中心にCOVID-19の疾病負荷はいまだインフルエンザ以上である。緊急事態宣言等によるわが国の「ハンマー&ダンス」の方針や高いワクチン接種率は、世界でも低いCOVID-19の死亡率の達成につながった。しかし、過剰な感染対策による社会経済活動の制限や若年層の自殺者の増加などその弊害もきわめて大きかった。今回のパンデミックの経過を振り返り記憶することを通じて、広い視野に立った感染症診療を実現し、次のパンデミックに備える必要がある。
2025-01-22(水)
19:00~20:30
歯科【歯科】 聞くと良く効く麻酔の話
日本歯科大学 生命歯学部 歯科麻酔学講座 教授 砂田 勝久 先生
茨城県保険医協会申込締切
1/21(火)
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【砂田先生からのメッセージ】 ほとんどの患者さんは、痛くない治療を望んでいます。「そんなときにはこれ1本」というわけにはいきませんが、毎日何気なくブスブス刺している麻酔だって、細かい心配りを積み重ねるとアーラびっくり結構痛くないものです。痛くなければ血圧だって上がりませんし、不整脈だって起きません、たぶん起きないはずです、起きないといいなぁ・・・。 というわけで、浸潤麻酔のポイントから近頃人気の、短い針を用いた伝達麻酔の方法まで、明日からの診療に役立つような秘伝の方法をお話させていただこうと思います。
2025-01-19(日)
14:00~16:00
医歯共通愛西市ワクチン事故調査報告書シンポジウム
坂根 みち子 氏(医療法人 櫻坂 坂根 M クリニック 院長/茨城県保険医協会理事)
小田原 良治 氏(日本医療法人協会常務理事・医療安全部会長/鹿児島県医療法人協会会長)
井上 清成 氏(弁護士/井上法律事務所所長)
東京保険医協会申込締切
1/17(金)
12:00
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2022年11月5日愛知県愛西市の新型コロナワクチン集団接種会場で女性がワクチン接種後に急変し搬送先の病院で死亡する事例が発生しました。愛西市は「医療事故調査委員会」を設置し医療事故調査を行った後、記者会見を開き医療事故調査報告書の全文を公開しました。 この行為は非懲罰性、秘匿性、独立性の担保という医療事故調査制度の趣旨に反するもので、法令に抵触すると考えられます。本シンポジウムは本来の医療事故調査制度の趣旨はどうあるべきかを考えたいと思い、企画しました。多数のご参加をお待ちしています。
2025-01-18(土)
12:30~17:00
医歯共通「阪神淡路大震災30年の集い」 阪神淡路大震災-東日本大震災・原発事故-熊本地震-能登半島地震
~阪神淡路大震災から30年、そしてこれからの30年を見据えて~
(1)神戸大学名誉教授 石橋克彦 先生
(2)NPO 法人ストップ・ザ・アスベスト代表 上田進久 先生
(3)石川県七尾市・ねがみみらいクリニック院長 根上昌子 先生
※フロア発言:元京都大学原子炉実験所助教 小出裕章 さん、環境ジャーナリスト アイリーン・美緒子・スミス さん
兵庫県保険医協会申込締切
1/18(土)
12:30
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阪神・淡路大震災から30年。「震災経験を語り継ぐ・風化させない・新たなつながりを拡げる」ことを目的に、災害経験の中でいのちと暮らしを見つめ、生活する権利や平和を共に考える場として「阪神・淡路大震災30年の集い」を開催いたします。 メイン講師に神戸大学名誉教授で地震学者の石橋克彦先生をお迎えし、南海トラフ巨大・広域地震を控えての原発災害の危険性などについてお話いただくほか、阪神・淡路大震災直後に飛散したアスベスト曝露リスクの検証や、2024年元日に起きた能登半島地震とその後に能登を襲った風水害被害など能登半島での現状についても、話題提供いただきます。
2025-01-16(木)
19:30~21:00
医歯共通「医療安全の確保」講習会【医科/歯科】医療の安全管理対策のための研修
林 俊誠 先生(前橋赤十字病院/感染症内科 部長)
※WEB参加の場合、受講証は発行されません。
群馬県保険医協会申込締切
1/7(火)
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「院内感染対策とインシデントの医療安全管理」
2025-01-15(水)
19:30~21:00
医歯共通医科歯科合同研究会【口腔と全身との関係 ~医科歯科連携の推進のために~」
山本龍生先生(神奈川歯科大学歯学部社会歯科学系社会歯科学講座口腔衛生学分野)
佐賀県保険医協会申込締切
なし
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日本は世界有数の長寿国となりましたが、要介護状態の予防が重要な課題となっています。高齢者の追跡調査により、歯の本数が多いほど要介護状態や認知症になるリスクが低く、自分の歯を保つことが健康寿命の延伸に寄与する可能性が示されています。また、食事を楽しむためには、少なくとも20本の歯が必要とされています。しかし、後期高齢者の平均歯数はこれを下回っており、「人生100年時代」に向けて歯の喪失防止を一層強化する必要があります。 歯の喪失原因の8割以上はむし歯と歯周病であり、これらは予防が可能です。むし歯予防にはフッ化物の利用が有効で、フッ化物配合歯磨剤の普及によりむし歯予防が進展しています。 
2025-01-11(土)
14:30~17:00
医科社保研究会・内科臨床研究会
①「大人の発達障害に対して心がけていること」
②「災害に強い地域医師会を考える」

① 竹内 聡 氏(たけうち心療内科 院長)
② 河村 英徳 氏(カワムラ整形外科 院長、愛知県医師会救急医療・災害医療担当理事)
愛知県保険医協会申込締切
1/10(金)
17:00
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①私は、発達障害の専門家ではありません。今回は発達障害についての学問的な話ではなく、発達障害の方に対して、どのような工夫をしているかについてお話したいと思います。 ②近年の日本はまさに災害大国と言うくらい地震による広域災害はもとより、線状降水帯を含む局所における豪雨災害や水害が多く発生している。今までは医療の世界では災害は人ごとのように過ごしてきているが、最近の被害は医療機関にも及び、その対策はBCPの観点からも大切であり、また災害発生時に被災地医師会としてどう考えて行動すべきか?何を日頃から準備を進めるべきかは重大な課題だと思う。今回は地域医師会として災害への対応を考える。
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